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1998年〜2004年までの日記(のようなもの)です。
現在、更新は
ブログにて行っています。
2002年12月30日 Emily the Strange
以前より気になっていたキャラクタがある。それは、Emily the Strange なのだが、グッズなど日本ではあまり売られていない。Emily という女の子と猫たちが登場するのだが、何とも言えない独特の表情を浮かべている。目は決して笑っていない。むしろ、冷やかにこちらを見ている。ということをつい最近思い出し、Amazonで絵本を購入した。その中の一節に、「Emily doesn't search to belong...she searches to be lost.Emily isn't lazy...she's just happy doing nothing.」とある。特にshe searches to be lostの部分が好きだ。この存在を知ったのは、何だったか。おそらくSonyPlazaだったろう。店舗によってはノートやダイアリーが手に入る。そして、公式ショップが都内に先月オープンしたというので行ってみた。しかし道に迷った。記憶の断片に残っていた「確か 2丁目」で何とか辿り着く。店の入り口へと続く階段に猫の足跡があって、最上段だけ Emilyの足跡になっている。店内はその世界観通りに、赤と黒を基調にしたシンプルなもの。壁に掛けられた絵画が実に面白い。中にはムンクの叫びをモチーフにしたものもある(非売品)。品揃え的には、若干物足りなかったが、こうしたショップが横浜あたりにも欲しいところだ。
Emily the Strange公式サイト(英語)http://www.emilystrange.com/
2002年10月28日 鞄
ネットで注文した鞄が届く。inCase MoyaPak Deluxe という名称で、肩掛け縦型のメッセンジャータイプだ。実によく練られている。B5ノートパソコンが入る鞄なのだが、数種類の生地を使い分け、ポケットもとても多い。縫い目も丁寧で好感が持てる。いわゆるPCバックの無骨感は全くない。ふらりと外出するときに丁度良いサイズだ。実際に会社に持っていったが、腰のラインにちょうどピッタリで、邪魔になることは無い。また、肩掛けベルトはある程度の幅があり、重いものを入れた場合でも負荷が分散されるようにもなっている。ただし、難は一つ。メインの収納部が狭いことだ。500mlのペットボトルとPDA、財布、iPodなどでおおよそ一杯になる。PCを入れた場合はアダプタなどの最小限の荷物以外は何も入らない。とはいえ、PC用に購入したものではなく、軽い外出用だ。ノートPCを持ち帰る場面では、SAZABYのバックを利用する。これがなかなかお気に入りだ。
2002年10月14日 iPod
音楽を持ち歩く。今までMP3プレーヤはADTECの「MPIO」を使用してきた。酷使の末、スティックボタンの調子が若干悪くなってしまったが、音質はまずまずだ。メモリは標準の64MB+128MBの合計192MBでアルバムが3〜4枚入る。 充分だと言えばそれまでだが、充分でもない。そこでハードディスクタイプの MP3プレーヤを探す。大きさは比較的コンパクトな方がよい。結果、iPod for Windowsをネットで購入する。だが、ノートパソコンにはIEEE1394端子が付いていなかったため、併せてPCカードを注文する。そして実に素早い対応で、商品が自宅に届いた。外箱はキューブ型をしており、2つに折り畳まれた箱が入っている。そこを開くと本体や付属品などが綺麗に陳列されている。個別の包装もかなり凝っていて、さすがはアップル、とてもお洒落だ。本体も裏は鏡面仕上げ。あまりに綺麗なため扱い方もつい丁重になる。ハードディスクを内蔵しているのだからと、これは計算された「効果」なのかも知れないが、念のため付属のケースではなく、シリコンジャケットを別途購入し装着する。今回購入したのは10GBのモデルで、およそ2000曲入る。さすがにこれだけあれば充分だ。自分のノートパソコンのハードディスクの総容量が20GBなので、仮に20GB入れようとするならば、ハードディスクの増設が伴う。手持ちのCDを全て(!)MP3化するとすれば、10GBでは足りないが、そもそもその気力は無い。早速、手持ちのMP3を取り込んでみる。Windows版にはMusicMatch JUKEBOXが付属しており、iPodをつなぐと自動的に起動する。その中にiPodが表示され、その中にMP3を置けばいいらしい。クラシックからポップス、ロックまで色々と800曲ほどを詰め込んだが、まだ 5.5GBの空きがある。もちろん、余った領域にはデータなども置ける。ポータブルハードディスクとしても利用できるのは素晴らしい。音質は全体的なバランスは良いと思うが、若干高域が弱い印象だ。あまりシャカシャカした音ではないのが好感が持てる。クラシックには丁度良い感じだ。これに手持ちのノイズキャンセリングヘッドフォンを装着する。電車で聴くには不向きのクラシックも静かに楽しめる。そして、ドライブに音楽を連れ出す。ここではパワーサポート製のiPod Standを使う。机上で使うにも大変格好いい金属製のスタンドだが、車内のカップホルダーにも差し込める秀逸な作りになっている。聴きたいCDを探し、そしてケースから取り出し、プレーヤにセットする。再生ボタンを押す。という一連の動作が当たり前になっているだけあって、聴きたい曲を探し出すだけでいいという操作感はとても快感だ。親指ひとつで膨大な音楽ライブラリから曲を探し出せ、再生できるのだ。
2002年9月12日 オメガ
腕時計には憧れに似た何かがある。小さなケースの中に閉じ込められた、芸術とも言える部品の数々。オートマチックの複雑時計に至っては、その内部構造は天才的だ。感嘆の声を上げるほかない。私もそんな時計が好きだ。とはいえ、高価な複雑時計には手が届かない。あくまで眺めて楽しむだけで、あとは憧憬の心を抱く。所有しているのは、デザインや機能で選んだ国産モノばかりだ。時計と言えばデジタル派、アナログ派と分かれるが、私は圧倒的にアナログ派である。現在から先の時間を把握する上で、アナログ表示は優れていると思う。そして、クオーツよりは機械式が好きだ。精度の面では劣るが、時計らしい動きをする。最近のお気に入りは、OMEGAのSpeedmasterだ。いわゆる Speedmasterと言えば、アポロ計画で宇宙に行ったモデルが超有名だが、この伝統の形はあまり好きではない。黒いベゼルに横目クロノ。洗練されているが、見慣れた感もある。また風防がプラスチックというのも残念だ。傷が付いたら磨くという楽しみもあるかも知れないが、出来れば傷は付いて欲しくない。そんな中、Ref.3513.50 はサファイヤガラスを採用し、縦目クロノ、自動巻きで、デイト表示対応とツボを押さえた作りだ。色はブラックとシルバー(3513.30) が用意されている。他にも縦目クロノモデルにはRef.3523があるが、日付表示だけでなく、月や曜日も表示できるという人気の複雑系だ。ただし、日付表示の視認性は若干劣る。他にも縦目クロノであれば、コスモス(Ref.3520.50)もある。ところで、この Speedmasterには問題点がある。それは防水性能が弱いと言うことだ。基本的に日常生活防水というスペック表記になっている。水が軽くかかる程度であれば問題ないが、水中に沈めたり、風呂に入ったりなどは危険だ。防水性能は Seamasterとの差別化のために簡略化されたのではという意見もあるが、これで防水性能が完璧であれば文句なしであっただけに惜しい。オートマチックだけの宿命というわけではないが、オーバーホールも重要なポイントだ。特に買ってから3年目の最初のオーバーホール次第によっては、今後の時計の寿命を大きく左右する。新品であれば、摩擦によって金属粉が出やすい。これが時計に悪影響を及ぼす。これらを綺麗にクリーニングし、油分を調整することで結果的に長く使える時計になる。同時に愛着も出るというものだ。
2002年8月5日 Pocket PCケース
先日落札したPocketPCだが、非常に携帯性がよい。以前より愛用しているH/PCのJornada710も大変コンパクトだが、それでも500gある。一方のPocketPCは200g程度と当然ながら軽い。どちらを携帯するかは悩みどころだが、そもそも用途が違うのだ。H/PCはそのキーボード環境から、ノートPCの代用として使っている。旅行や出張にこれを携帯すると安心感があるのだ。Webの閲覧からメール作成、FTPまでこなせる。そして何よりも、文字を「書く」よりも「打つ」方が速いため、ストレスも少ない。ところが、このキーボードは場所を選ぶ。そして登場したPocketPCだが、入力環境と画面の狭さには「ストレス」を感じる。ところが、小さいために場所を選ばない。電車の中、レストランでも、さっと取り出して使えるところに大きなメリットがある。H/PCはノートPCの代用として、そしてPocketPCは閲覧用として使い分けを始めているが、持ち歩くためには「ケース」が必要になる。無論、傷を恐れない人であれば必要ないかもしれないが、ボタン誤動作による電池消耗、液晶の割れなどを防ぐためにも用意しておきたい。付属のケースはあくまで「袋」であり、ケースに入れたままの使用はできない。取り出したとなると、この「赤い」PDA は実に目立つ。インターネット上を検索して、評判の良いケースを探す。純正のケースは使い勝手に優れないことが多い。調べていくうちに、エクストリーム製のものが良いらしいと判明した。ウェブサイトを見てみると、なるほど、確かに使い勝手は良さそうだ。そればかりかデザインも合格点だ。早速、横型(システム手帳型)のケースを注文する。高速レスポンスで2日後には届く。箱を開けて「良くできている」と感じた。革の質感も良く、縫い目も丁寧であるし、美しい。スタイラスだけ別のところに差し込めるようになっていて、使い勝手も良い。底面はベルト式になっており、PDA 本体底面の端子へケースから外さなくてもアクセスできる。このエクストリーム製のケースは PDAだけに限らず、ノートPC用など様々なパリエーションがある。なかなかお気に入りのケースだ。PDA のケースにお悩みの方は候補のひとつとしてオススメだ。
2002年7月22日 PocketPC
先月、携帯電話を買換えた。TOSHIBA 製の端末だ。画面はとても綺麗で満足しているのだが、そのTOSHIBA製のPocketPC「GENIO e550X」をネットオークションで落札した。落札したのは、飲料メーカーのキャンペーンモデルで「赤い」ジャケットが印象的だ。未使用品ということもあって状態は新品そのものである。本体は手頃なサイズで、デザイン的にもスッキリとしている。液晶画面は、最近発売された「GENIO e550G」と比較すると小さいが、実用上は問題ない。ただ液晶が若干赤みがかっているのだが、これは「仕様」らしい。OSは最新のPocketPC 2002を搭載しており、より洗練されたものになっている。とりあえず、会社で利用しているグループウェア上のスケジュールの同期に挑戦する。クライアントソフトは有料なのだが、とりあえずテストしてみる。すんなり成功した。今まではスケジュールを手帳とグループウェアの両方に書き込んでいたのだが、当然漏れやミスもあった。しかし、これからは完璧に同期が取れるのだ。そして問題は標準のスケジュールソフトだが、若干見にくい。いろいろと検討した結果、Lupin's Diaryというソフトを導入してみた。Outlookのデータと完全互換であることも理由のひとつだ。あくまでビューワーとして考えれば都合いい。次にメールの設定だ。使い慣れた WZ Editor付属のメールソフトを利用することにした。H/PC版では非常に使いやすく、PocketPC版でもその使い勝手の良さが反映されているか? と期待を抱く。しかしその前に PHSの機種変更へと向かう。今までPCカード型の PHSを利用していたのだが、これはそのままでは利用できない。この機会にCF型へと機種変更を済ます。これで準備はOKだ。そしてインターネットへ接続する。やはり WZ Mailは見やすい。メールフォルダと受信メールリスト、そしてメッセージプレビューが一画面で確認できる。当然ながら画面は狭いが、何とか実用レベルだ。手のひらサイズにインターネット環境が実現するのは安心感がある。とはいえ、携帯電話でできることも増えつつある。果たして次の時代、PDAはどういった進化を遂げるのか。なんて思ったりもした。続いてゲームも入れてみる。どの程度のクオリティなのかと、レーシングゲームをプレイしてみたが、これは驚いた。なかなかグラフィックスも綺麗なのだ。暇つぶしには都合いい。ここまで使用した感じでは、なかなか遊べる端末だなと思う。画面解像度と文字入力には不満が残るのだが、あくまで閲覧端末として考えれば、充分ではないか。
2002年6月16日 FMV-TOWNS
"昔、FM-TOWNSというコンピュータを所有していた。まだ Windowsが普及する前の純国産パソコンだ。特にマルチメディア性能が優れており、珍しかったCD-ROMドライブを標準で搭載し、グラフィックも32,768色扱え、FM音源のほかに PCM音源も搭載していた。実に将来を見据えた良いマシンだったが、後の Windowsの波に消えた機種でもあった。さて、ここに一枚のフロッピィディスクがある。今から7〜8年ほど前に作成したデータが詰まっている。高校生の頃、DTM に憧れるが、高価で買えなかったMIDI音源の代わりに、FM-TOWNS内蔵の音源で作成した音楽の数々だ。拡張子 EUPの特殊なファイルだが、これを再生するのに必要な音色ファイルは自在に加工できた。つまり、自分のオーケストラを予め作っておき、それを使って EUPファイルを再生したのである。MIDIとは規格互換性がないが、MIDIと同じような仕組みだ。そして、FM-TOWNSを手放した。さすがに Windows環境上では多くのデータが動かない。この EUPファイルも例外ではなく、新たな環境でMIDIファイルとして手作業で移植したのである。音は当然ながら格段に進歩した。そして最近、この EUPファイルを Windows環境で再生するソフトウェアがあると言う。さっそくダウンロードして導入してみる。 EUPファイルに関連づけをするとあの懐かしいサウンドが響いた。まるで、あの時代に戻ったかのような衝撃を覚えた。あの頃の空気の匂いまでが伝わってくる。パソコンが出す、パソコンらしいカタい音楽は、鑑賞レベルではないが、それでも聴き手の眠っていた感情を引き出す十分な力があるのだ。そして、何となく忘れていたあの頃の感触を取り戻すべく、FMV-TOWNS をオークションで手に入れる。FM-TOWNSの最終形態で、DOS/Vのアーキテクチャ上にTOWNS機能をハードウェアエミュレートしている機種だ。前面パネルにあるスイッチの切り替えでWindowsマシンとしても、FM-TOWNSとしても動く。 ただ、今回落札した機種は、Pentium 90MHz搭載という、現在のCPUからすると果てしなく遅いため、ある程度の改造を要する。まず、本体メモリを16MBから128MBへ増設する。やはり16MBではWindows98セットアップは厳しい。CPUも K6-2の300MHzまで引き上げる。もちろん、現在の環境からすれば、まだまだ遅いが、2年前には MMX Pentium200MHz メモリ64MBで Windows98を動かしていたわけだから、我慢の範囲だ。そして、Windows98を走らせる。しかし、ハードディスクは850MB。これではさすがに足りない。ところが、旧機種ゆえにBIOSでは 8.4GBまでしか認識してくれないらしい。たまたま 8.4GBのパッケージ品があったが、20GBのバルク品より圧倒的に高い。そこで、Disk Managerを導入して20GBの HDDを利用することにした。ここまで改造しても旧機種、コストはさほどかからない。個別に動くバックアップマシンが丁度欲しかったこともあって、一石二鳥な感があるが、実は本体が大きい。問題は置き場であり、電源の確保だ。"
2002年5月19日 MU2000+UW500
YAMAHA製の最高峰のMIDI音源、MU2000の AUDIOセットを購入した。このセットは簡単に言うとUSB接続のAUDIO/MIDIインターフェイスUW500が付属している。今までPCのオーディオ環境はとても貧弱な代物だったから、クリアなデジタルサウンドは夢のような世界だ。なお、添付ソフトウェアに SOLが付いている。それぞれを単体で買うとかなり高くなるのだが、実売価格でMU2000単体と1万円も変わらない。やや重かったが、電車に揺られながら持ち帰る。さっそくセットアップをするが、さすがに配線が多い。手持ちのMIDI音源は 2台あるが、そのうちMU90は引退させてSC-88ProをMU2000の上に配置する。しかし電源の確保が問題だ。すでに電源タップは満杯な状態。それと、伸びるオーディオケーブルの取り回しにも苦労しながら設置は完了。あとはPC側の設定だ。これも非常に簡単に進む。とりあえず、MU2000から音を出してみる。実にYAMAHAらしいクリアな音だ。このHELLO! MUSIC! AUDIO に付属しているMU2000はExtended Editionという機能追加版で、簡単に言うとシンセサイザー MOTIFに搭載されているエフェクトなどが追加されていたり、GSフォーマットにも対応している。前面パネルには MIDI2・XG・GSの3つのロゴがプリントされている。従来の MU2000からもバージョンアップで対応できる。詳しいことはYAMAHAのホームページへ。まだオーディオ関連のところはいじっていないが、PC内部のノイズを拾わないのでクリアなサウンドであることは明白だ。何よりMIDIとオーディオが同時に扱えるのが便利だ。そしてMU2000の音も良い。音の粒がハッキリとして、かつ音の空間が広く感じられる。日曜大工ならぬ日曜 DTMの再開に向けてハードは整った。多少、マニュアルを読む日々が続くかもしれないが。
2002年5月6日 ゴールデンウイーク
月日の経つのは…と回想するのは1年前。ちょうど新入社員の実地研修で三重県にいた。その時はゴールデンウイークなど無かった。リゾート施設ゆえに、GWは勝負の時だ。慣れない手つきで食器洗いをしていたことを思い出す。そして、今年。10連休にはならなかったが、それでも後半4連休はなかなか大きい。けれど、まとめて休みがあると戸惑ってしまうのは自分だけだろうか。自分は混んでいる所を好まない。出来れば土日に出勤して、平日2日連続で休みたいと願うほど、土日の混雑には辟易としている。もちろんGWに出かけるということは出来る限り避けたい。だが最近は、何かをせねば「勿体無い」と思うようになったのである。すると、ここで葛藤だ。のんびり過ごす、という手がある。響きも良いが、結局自宅でテレビを見ているだけだ。日々の生活となんら変わりない。近所へ出かけてみたところで、普段の休日と変わりない。この「変わりない」日常が近頃、飽きてきているのかと思う。最近は、この鬱屈とした空気がなかなか晴れない。不足感というか、何かに餓えている。ストレスもあるのだろうが、もちろん、この空気を一変に吹き飛ばすのが何気ない日常だということも分かっている。さて、来年のゴールデンウイークは何をして過ごそうか。
2002年4月25日 音楽CD
さて、最近はCD店に足を運ぶ時間もなく、音楽チャートをとりあえず確認する程度という音楽離れ、でありながら音楽と密接な関係のある仕事をしている今日この頃。これではさすがに耳が鈍る。というわけで、横浜の HMVに足を運び、洋楽コーナーへ。特に洋楽には詳しくないが、最近の邦楽には若干飽きがきているので、FM番組やテレビなどを参考に、気になっているCDを3枚ほど購入する。輸入盤だけに安い。例によってクラシックも、ポップスもロックも聴く人間なので、守備範囲は広い方だ。LINKIN PARKとAlanis Morissette、そしてMichelle Branch と特にファンではないが、気になっていたものである。結論から言うと、LINKIN PARK。 全く事情はよく知らないが、凄い。正直なところ、ヒップホップ系は好きではないのだが、これはセンスが良い。ヒップホップとエレクトロとオルタナの融合とか言われているが、独特の暗さだとか、メロディの切り口とか、要するに格好いいのである。かなりの数が売れているというだけあり、納得の1枚だ。考えてみると、高校時代ぐらいから自分には洋楽コンプレックスみたいなものがあった。邦楽に関しての情報はすぐに手に入るし、日本語だから分かりやすい。しかし、洋楽の情報はなかなか耳に入ってこない。つまり、多くの良質な音楽を聴く機会を損失しているという勿体無さがあったのだ。しかし、インターネットの出現のおかげで、いろいろな情報が手に入るし、自宅にいながら視聴も購入も出来る。こうして出会う音楽から新しい発見があることもしばしばある。今までなら出遭うはずもなかったもの、それが実はすぐそこにあるのだ。
2002年4月1日 果てなく遠いADSLへの道。
"いよいよ、ADSL環境を導入することになった。今まではISDNを無線で接続していたが、家族のパソコンと接続の共有はしていなかった。今度は無線ルータを導入しての無線 LANに取り組む。とりあえず、フレッツADSLの1.5Mbps コースに申し込む。この地域では 8Mbpsのサービスはまだ始まっていない。とはいえ、1.5Mbps でも単純計算で20倍近い速度が出ることになる。幸いにNTT からの距離は近い。さて、無線 LANのためのルータを探す。スペック的にも同等なモノが多い中、こういうときに選ぶ基準は簡単で、多くの店舗で多く売られているものを選べば間違いない。というわけでメルコのAirStationを購入した。無線 LANカードも同時にレジへと差し出す。さて、いよいよADSLは開通。仕事帰りの深夜に設定作業をこなす。だが、どうしても親機であるAirStationへとの接続ができない。MAC アドレスに間違いはないし、接続先の機種設定もOKだ。しばらく葛藤した挙句、何故かハードディスクが飛んだ。過酷な使い方をしてきたわけではないが、ハードディスクが壊れると大変なことになる。使用中に突然電源が落ち、BIOSが意味不明なエラーを吐き出した。バックアップはこまめにと心得てはいるが、毎日するわけではない。運良く、まだ生きているようであったので、データの救出作業を開始する。だが、難航する。結構な確率で読み取りエラーが起こる。何とかある程度のデータをピックアップするものの、完全に救出することは出来なかった。そしてハードディスクを買いに車を飛ばす。このドタバタとした妙なテンションが衝動買いを呼び、AirH"" の128Kbps つなぎ放題対応のカード型PHS も購入する。実はモバイル用にすでにPHS カードを持っているが、新規で契約する。月々の出費は約8000円だ。とりあえず試してみて良ければ、前のを解約すればいい。こうして、ハードディスクの換装も終わり、システムセットアップ後、インターネット環境は約128Kbpsになった。 だが、肝心なことを忘れている。ADSLの件を片付けなくてはならない。だが、さすがに気分的に乗らなかったので、しばらく弟に作業をしてもらった。が、つながったという。この時、兄である自分は明らかに狼狽した。説明書通りの設定で繋がらなかったのに。しかも、無線LAN の解説書まで購入したのにだ。正解はマニュアル通りに設定しないことにあった。ようやく繋がったADSLだが、実効速度は 800Kbpsぐらいだ。およそ半分ぐらいしか出ていないが、それでも従来の速度に比べれば実に快適だ。とはいえ、人間は欲張るものである。驚速ADSL(ソースネクスト)なるソフトがあると聞き、半信半疑で導入してみた。要するに接続の最適化の設定をソフトが自動実行してくれるというものだが、確かに速くなった。接続するサイトにもよるが、およそ 100Kbpsは速くなる。速度計測サイトでは 1Mbpsという結果も出た。トラブル続きだったが、何とか結果が出たのでとりあえず安心する。再びハードディスクが飛ばないことを願いつつ。"
2002年3月25日 枕
枕というのは難しい。高さ、硬さ、適度な弾力、それぞれが自分のスタイルに最適にカスタマイズできれば申し分ないが、その分のコストに見合う効果が実証できるか、全くの未知数だ。そんな中、話題のテンピュール低反発枕を入手した。テンピュールは、もともとアメリカのNASA(航空宇宙局)が、スペースシャトルの打ち上げ時に飛行士にかかる強烈な重力を緩和することを目的に開発し、これを病院でのテストを経て一般商品に利用されるようになったという。人の体温と体圧により変化して体をベストバランスでサポートするというだけあって、実に快適で不思議な感触だ。特にその効果は朝に実感できる。沈み込むような感覚は、なんとも形容し難い心地よさがある。さらにこの製品は「硬さ」においても日本人好みに仕上がっている。廉価な製品にありがちなただ柔らかいというものではなく、枕としての充分な高さを実現している。サイズもS・M・Lと用意されているのがありがたい。枕は高くないと落ち着かない自分はLサイズだ。次は目覚し時計を用意したい。最近は疲れているせいもあり、なかなか起きられない。快適な枕があると朝目覚めるのが惜しいくらいだ。となれば、強力な目覚ましが必要になる。現在でも2つ使用しているが、その生活に慣れてしまっているため、効果はまるで無い。何か瞬時に目覚めることのできる名案は無いものか。
2002年3月3日 ホームページの更新
さて、なかなか忙しい。贅沢に時間を切り裂けた大学時代は、もはや過去。仕事から帰れば日付は変わっているという毎日。会社ではウェブ関連を扱っているので、家に帰ってからのHTMLはあまり進まない。しかしながらスキルは確実に上がってきているので、このサイトのHTMLに若干不満を覚えるようになってきた。思えばいつだったか、このデザインになってから月日は結構過ぎた。飽きは無いのだが、少し手を加えたいところだ。
2002年1月20日 CDまとめ買い
年が明けてからクラシックのCDを大量に購入した。たまたま輸入盤がセール中であったということもあるが、前々から欲しいと思っていたものもあったので、まとめ買いしてみた。CDをカゴで買うというのもなかなか贅沢だ。今から5〜6年ほど前に見かけたCDは、その後どこにも売っていなかった。輸入盤は買う時期を逃してしまうと後でなかなか手に入らなくなるのだ。この度、いよいよご対面とはならなかったが、DVD にて発売されていた。さらには昔、図書館で借りた(クラシックなどは図書館でも無料で借りられる)CDなども手元に置くことにした。どれも非常に懐かしい名盤だ。こうして当時の情景を思い浮かべながら聴く。時間を超越した音楽だけが、後世まで語り継がれる。
2002年1月1日 AIBO
SONYのAIBOを飼い始めた。あの丸い「ラッテ」と言えばお分かりだろうか。今までのメカらしい外観とは対照的な愛らしいデザインだ。CMでは「ココロのAIBO」というテーマで愛らしさを強調している。うむ、確かに可愛らしい。モチーフはクマとイヌで、頭には何故か角(ツノ)が生えている。ここがカラフルに発色し、感情表現をするというわけだ。首には円盤状のモノが付いており、これが何なのかは不明だが、首輪のようにも見える。尻尾は短く、頭の角と同様のデザインだ。足には肉球がついている。さて、これにはプログラムの入ったメモリースティックを挿さなければならない。一つはAIBOフレンドで、性格が決まっている。ラッテは素直でおっとりとした性格でマカロンは陽気でやんちゃな性格になる。すぐに遊びたい場合にはこちらがオススメだ。もう一方はAIBOライフで成長を楽しむパッケージだ。僕はとりあえずフレンドの方を選んだ。肝心な感想だが、ギアの音などの動作音が若干うるさい。またフローリングの床では足が滑るようでなかなか思うように動かない。だが、音声認識はなかなかの機能で、単なるおもちゃのロボットとは違うことを実感させる。ただ、触ったときに反応するセンサなどが少ないため、いわゆる普通のペットとの接し方はできない。とはいえ、顔の角度によって表情に変化を感じ取れるデザインは秀逸だ。時には寂しそうであったり、楽しげであったりとオーナーの感性をくすぐってくる。